『香港政治ニュースレター 2026年2月号』を発行しました!
『香港政治ニュースレター 2026年2月号』
本号では、重大事故・司法判断・選挙制度の運用を通じて浮かび上がる、香港の統治構造と公共空間の変質を総合的に整理します。高層団地火災をめぐる制度的責任の所在、黎智英事件に象徴される言論と対外発信の処罰構造、支聯会事件公判が示す「記憶」と表現の扱われ方、そして立法会選挙における「愛国者統治」の制度化など、個別の出来事をつなぎ合わせながら、香港社会が直面する統治・司法・政治参加の現在地を多角的に読み解きます。
主な掲載内容:
宏福苑火災:改修工事中の高層団地で大規模延焼 ― 可燃性資材選定と工事監督制度の課題
被災者再定住と調査体制 ― 原因究明の独立性と制度見直しの行方
黎智英事件判決:言論・論説・対外発信が処罰対象となる構造と量刑判断
国安法裁判の運用分析 ― 不遡及原則と「背景評価」の境界
支聯会事件公判開始:抽象的主張の処罰範囲と「追悼・記憶」をめぐる争点
長期拘留の常態化 ― 司法手続と表現空間への萎縮効果
2025年立法会選挙:親中派が全90議席を独占する「愛国者統治」の制度化
投票率動員策と無効票増加 ― 選挙参加の意味変容
選挙後の統治体制:行政・立法の一体化と政策審議への影響