『香港政治ニュースレター 2025年11月号』を発行しました!
『香港政治ニュースレター 2025年11月号』
本号では、香港の政治・社会構造が急速に再編されつつある現在の状況を総括し、「本土化」と統制強化がどのように日常生活・制度・価値観にまで及んでいるのかを詳しくお届けします。
施政報告2025による都市・教育・医療の全面的な再設計、監視網拡張計画、長期拘留が続く国安法事件、12月の立法会選挙をめぐる大規模な投票動員策など、香港が直面する最新の動きを多角的にまとめました。
主な掲載内容:
施政報告2025:都市計画・教育・医療の「本土化」と統治強化の方向性
「支聯会事件」審理の再延期 ― 長期拘留が常態化する国安法裁判
監視網「銳眼計劃」拡張で6万台規模へ ― 安全強化か社会統制か
趙家賢氏、国安法下で初の早期釈放 ― 「国家と対立しない姿勢」評価の意味
12月7日立法会選挙:親中派のみが競う構図と組織的投票動員の実態
香港政府の「ミニ戦狼外交」 ― 国際社会からの批判に対する強硬応答の常態化
同性パートナー法案の否決 ― 社会意識と議会構成の乖離が鮮明に
医療統治改革の論評:専門自治の縮小と行政主導の強化が進む医療現場
写真展・映画上映『香港、裏切られた約束』イベント案内(神保町)